
試験直前なのに仕事が忙しくて勉強ができないよ…
合格率は高いって聞くし、やる気になれないな。
これは実際に私がFP3級を受けると決めてから、ぶち当たった悩みでもあります。
いざ、受けると決心したものの、仕事が忙しく勉強する時間が確保できませんでした。
また、ネットで「FP3級は1ヶ月で誰でも合格できる」といった記事を読み、鷹を括っていたことも原因の一つです。
どんどん試験日が近づいてきて、気が付けば試験日の2週間前となり、自分の首を締める状況を作り出してしまいました。
そんな切羽詰まった私が、短期間で一発合格したリアルな勉強方法を紹介します。
- 試験まで時間がない人
- 申込はしたけど受験するか迷っている人
- 短期間でどうやって勉強したか知りたい人
FP3級の勉強に使用した教材や勉強時間について


ここでは、実際に使用した教材や勉強に当てた時間について解説します。
FP3級に短期合格するためのおすすめ教材
使用した教材は、以下の2つです。
- みんなが欲しかった!FP3級の問題集3級
- 過去問道場
試験まで時間がなかった私は、丁寧な解説がある教科書を買わずに問題集のみを購入しました。
また過去問対策として、ネットで無料で利用できる過去問道場を活用しました。
みんなが欲しかった!FPの問題集3級


頻出問題ばかりが掲載されている問題集なので、要点を抑えて効率よく学習ができます。
この問題集は、短期間で合格を目指す人におすすめです。
とはいえ、FPを初めて勉強する私には解説が足りないなと感じる部分がありました。
不安な方は、手元に教科書版である「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」を買っておいておくのもいいかもしれません。
私の場合は、わからない単語はインターネットで調べて付箋に書いてまとめることで、より理解を深めていくことができました。
過去問道場


過去問道場は、10年分以上の過去問を無料で学習できるオンラインサイトです。
1問ごとに正誤がわかるほか、丁寧な解説があります。
無料ユーザー登録をすると、学習履歴や達成度、成績の確認もできる優れものです。



市販の過去問を買わなくても、過去問道場のおかげで合格できたよ
FP3級に短期合格するために確保した勉強時間
合格するために当てた時間は、約30時間です。
仕事前の朝と仕事終わりの時間を勉強時間に当てています。
早起きができたときは朝活、できなかったときは夜活をしました。
1回の学習で多くて2時間、最低でも30分の時間を割いています。
また勉強時間には換算していませんが、スキマ時間に間違えた問題を見直すようにしていました。
スキマ時間でサクッと復習ができたことも合格ができた要因ではないかと思っています。



スキマ時間の活用は、後の章で紹介してるよ
FP3級に短期合格した勉強法


ここでは、私の勉強方法について詳しく紹介します。
勉強の流れは、以下の通りです。
- 問題集を3周する
- 間違えた問題をメモにまとめる
- 過去問道場を解く
1周目は、1ページ分の解説を全部読んでから問題を解きました。
最初は答え合わせをして、正解していた問題であっても解説をしっかりと読み、知識が定着するイメージで進めています。
間違えた問題や自信がなかった問題には、問題集に印を付けておき、苦手な問題はわかるようにするのがおすすめです。
2〜3周目からは、問題を解いて間違えた問題や勘で正解した問題のみの解説を読み込むようにしました。
また問題集は、頻出問題が掲載されていて心強いですが、これだけで試験に挑むには少し心許ないという印象を受けました。
そのため3周以上せずに、過去問にたくさん触れることをおすすめします。
ちなみに私は、9日間で問題集を3周しました。
問題集で同じ問題を2回間違えたものは、解説をメモ帳にまとめて、いつでも見れるようにメモ帳を持ち運んでいました。
メモ帳には問題と解答をそのまま写すのではなく、要点をまとめたり、図や表を書いてパッと頭に入るようにしています。
メモ帳に書くときは、丁寧に書こうと色ペンなどを使ってまとめると時間がかかってしまうため注意してください。
自分さえわかればいいため、私は見た目は気にせずに、黒一色の殴り書きでまとめていました。
またメモ帳は、移動時間や寝る前などのスキマ時間に必ず目を通すというルールを作成して、どんどん活用するのがおすすめです。
問題集を3周したら、過去問道場でどんどん学習するのが効果的です。
過去問道場はスマホでも学習できるため、椅子に座って学習せずとも寝転びながらゲーム感覚で過去問を解き進められます。
1問ごとにわかりやすい解説があるため、間違えた問題はスクショして何度も見返していました。



試験5日前に迫っていて時間がなかったから、
メモ帳にまとめなかったよ。
FP3級に短期合格した試験当日の過ごし方


当日は、早めに会場に着くようにしましょう。
受験者数が多いため、会場に行くまで混雑が予想されます。



私が試験を受けた日は、試験の建物に着いてから会場に行くまで20分かかったよ。
30分程前には会場に到着したため、自席で落ち着いて試験の最終確認ができたのでよかったなと感じています。
とはいえ、試験勉強に十分な日数を当てられなかった私は試験当日も合格できるか不安でした。
そのため午後の試験前の昼休憩にも、買っておいた昼ごはんを食べてすぐに過去問道場を解きまくり、間違えた問題を何度も見直して過ごしました。
結果として、この当日の過ごし方のおかげで、合格できたのではないかと感じています。
試験に自信がなくても、最後まで諦めずに1問でも多く問題を解いてみてください。
FP3級の試験までに2週間以上の余裕がある人向けの勉強法


FP3級の試験までに2週間以上の猶予があるなら、腰を据えて勉強するとよいでしょう。
ここでは、がっつりと知識をつけて余裕を持った上で試験に挑むための勉強法を紹介します。
使用する教材は、前章で紹介した「みんなが欲しかった!FPの問題集3級」とその教科書版である「みんなが欲しかった! FPの教科書3級」です。
- 教科書の1つのセクションを読む
- 問題集で同じセクションを解く
- 過去問道場を解く
1〜2を繰り返してすべてのセクションを終わらせると、知識を定着させやすくなります。
また教科書には試験の出題範囲の解説動画があるため、文字だけの学習よりも理解しやすい特徴があります。
試験2週間前には過去問道場で過去問をたくさん解くと、試験の傾向がよくわかって落ち着いて試験に臨めるはずです。
まとめ
14日で合格した私の勉強方法はいかがでしたでしょうか。
短期間でたくさんの情報を入れるため、集中力が必要です。
私はなんとか合格できましたが、紹介した勉強方法は切羽詰まったなかでの勉強方法のため、しっかりと知識を得たい方には向いていません。
とはいえ、試験まで時間がなくて困っている方の参考になるとうれしいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!