北欧雑貨の輸入会社やアパレルメーカーで働いていた川端彩香さん。
あるとき、自分の気持ちをnoteに書き留めたくて文章講座に通い始めました。その講座で、未経験ながらインタビュー企画を立て連載をスタートさせています。
現在はフリーランスライターとして活動している川端さんに、ライターとなったきっかけや連載企画「こじらせ女子図鑑」についてお話を伺いました。
川端 彩香(@_kawabata__)
1992年関西生まれ、関西育ち。関西外国語大学を卒業後、北欧雑貨・生地の輸入会社に就職。その後、アパレルメーカーへの転職を経て2024年6月からフリーランスライター。趣味は読書、お笑いなど。
▶ポートフォリオ
——ライターをやってみようと思ったきっかけを教えてください。
受講中の文章講座で「こじらせ女子図鑑」のインタビュー企画を立てたことがきっかけです。
自分の考えを文章にまとめたくて、文章講座に通い始めました。その講座内で企画を立てて、何人かの女性に取材をしていたら、自分のことを書くのも楽しいけど、人の話を聞いて記事にするのも面白いなと思うようになりました。
インタビューをメインに活動したくて、クラウドソーシングで案件に応募しています。
——「こじらせ女子図鑑」の企画はどのように思いついたのでしょうか?
捻り出しました。
企画を発表する当日の美容院で、美容師さんと「最近ときめきがない」っていう話になりまして。「好きっていうのがわからない」と聞いたときに、こじらせてるなと思いました。
思い返したら、彼氏やパートナーがいそうな友達も変な言動だったり、せっかく彼氏ができても蛙化現象が原因でお別れしたり、冷めちゃったり。
周りに面白い恋愛をしている人が多いなと思ったので、それを企画にしました。
——実際にインタビューしてみてどうでしたか?
疑問に思ったことを突っ込んで聞けるのが面白いなと思いました。なんでそう思ったの?と、深く話を聞いていると楽しくて。
今までの会社では学べることは多かったのですが、「やりたい」「楽しい」よりも「仕事だから」という思いが強かったんです。
次に何かするときは、楽しいと思えることでお金を稼げたらと思っていたので、インタビューライターで本格的に活動したいと確信しました。
——インタビューしてみたい人はいますか?
東方神起です。
遠すぎて無理だと思うんですけど、高校生のときから好きなので、最終的な目標はそこです。
吉本新喜劇も好きなので座員さんにも話を聞いてみたいですし、Webや紙の媒体問わずに取材してみたいですね。
——好きな人にインタビューできるのは素敵ですね。
では、最後にどんなインタビューライターになりたいか教えてください。
取材相手の言いたいことや伝えたいことを表現して、その記事を読んでくれる方にも何か心に残る、考えさせられるような記事が書けるライターになりたいです。
***
ライター未経験で連載を持った川端さんのバイタリティの源は、やりたいこと、好きなことに突き進む力でした。
文章講座に通い、そこで美容師さんと盛り上がった話で企画を立て、インタビューライターとなっています。
講座に通い始めた頃には思いもよらなかった道へと進んでいる川端さん。
好きなことを見つけて仕事にすることは、簡単なことではありませんが、川端さんのように興味があることを続けていると、本当にやりたいことが見つかるのかもしれません。
もしも、自分のやりたいことがわからない人は、少しでも興味があることをやってみてはいかがでしょうか。